老人性痒い痒い症候群
かゆみと漢方薬について
老化現象の一つとして、皮膚の栄養や新陳代謝が低下し、かゆみがおこる状態である。
皮膚は乾燥して、鱗屑があり、白い粉が落ちるようなことはあるが、はっきりした皮疹のないのが特徴である。
軽症の場合は、冬期だけ、それも入浴したりこたつなどで温まるとかゆみがでてくる。
- 当帰飲子
虚証で陰証であるので、熱状はないが掻痒を訴える。皮疹はほとんどないか、あってもわずかである。
皮膚がカサカサして細かい落屑がある。皮膚の枯燥と掻痒を訴えるものに用います。胃腸障害のない人に限ります。
- 十味敗毒湯
皮膚に発疹もなにもないが、背中・腰・大腿部などがかゆい場合に 用いられます。
- 紫雲膏
枯燥した皮膚に脂肪分を補給するだけで、かゆみが減少しかるくなることがあるので、皮膚に擦り込むと良い。
- その他
小青龍湯、温清飲、竜胆瀉肝湯、四逆湯、八味丸などがあります。
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