疲れ目・かすみ目
疲れ目、かすみ目、乾き目、ドライアイ、目の不快感、目がかゆくなる、目が充血する、目が痛いなどの症状にはどんな原因が考えられるでしょうか。
疲れ目
近くのものを見るとき、目の毛様体筋や神経も緊張し続けることになります。
また、動いているものをみることもピント調節を絶え間なく行うことになります。
これが長時間に及ぶと毛様体筋の働きが衰え、ピント調節機能が低下し、目が疲れてきます。
疲労する目の筋肉
疲労する目の筋肉はアングル筋によるところが大きいといわれます。
アングル筋 (外眼筋) は視線の方向・角度・目のアングルを調節6本の筋肉が絶えず細かく動いています。
他にも、ピント筋 (毛様体筋) による場合もあります。
目の筋肉が疲労する流れ
近距離で物をジット見ているとピント筋が緊張し続け疲れる。
疲れ目が慢性化すると、毛様体筋が緊張し続ける。
すると、近くにピントをあわせ続けるので、遠くを見るときにピントが合わない、つまり近視化がおこってくるのです。
目と脳は表裏一体といわれ、強い光刺激だけでなく、目が受ける刺激は全て脳に伝わるため、アングル筋やピント筋による目の疲労も刺激として脳に影響を及ぼします。
きちんと直さなければ様々な体調不良を起こすことになります。
疲れ目は目の筋肉疲労と考え対応したほうがいいでしょう。
かすみ目
「目がかすむ」というのは、老化により水晶体が濁ってくるために物がかすんで見える状態や結膜炎などにより、目やにが出て、そのために物がかすんで見える状態などです。
中高年のかすみ目は一般的に白内障の始まりかもしれません。
乾き目
パソコンなどの長時間操作、暖房・冷房の効きすぎた部屋での仕事、コンタクトレンズ装着などが原因として考えられます。
パソコンや読書は精神を集中させるため、まばたきの回数は通常の四分の一になるといわれています。
ドライアイ
ドライアイとは涙の減少又は質的な変化により目の表面に障害が生じる疾患で、単に目が乾くことではありません。
涙がたりないと、涙の役割である乾燥防止や殺菌ゴミなどを洗い流すことや栄養を与え目をまもることができにくくなるので、目が乾いて傷つきやすい状態になります。
重症になると目の表面に無数の傷がみられる場合があります。
目の不快感
ゴロゴロ、チカチカ、ショボショボの原因は多岐にわたり不明確なことが多いようです。
たとえば異物の侵入や逆さまつげ、コンタクトレンズの装着、調節機能の衰え、ドライアイ、目やになどいろいろあります。
目がかゆくなる
白目の部分の充血や流涙を伴い、花粉やハウスダストなどが原因でおこるアレルギーなどが考えられます。
原因が細菌性ウイルス性の場合も考えられます。
目が充血する
目を使いすぎると細胞が活発に働いて酸素やエネルギー源が不足しがちになります。
それを補うために血管を拡張して、血行をよくするために充血が起こると考えられます。
細菌感染やアレルギーもありますので注意が必要です。
目が痛い
目の病気やコンタクトレンズの過度の装着が考えられます。
目の病気とは角膜潰瘍、緑内障、視神経炎、強膜炎、ブドウ膜炎などです。
目の奥が痛いとか目を動かすと痛いなどは重篤な疾患が考えられます。
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