アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎と漢方薬について
アトピーは「奇妙な」と言う意味で特定物質に対する先天的過敏体質をいみします。
アレルギーと密接な関係があります。
アトピー性皮膚炎には食事が重要な役割をはたします。
あるていどの食事療法と抗アレルギー剤、ステロイド剤を使いながら、漢方で治療をしていくのがもっとも現実的な方法でないかと思います。
妊娠・授乳中の母親の食事や離乳後の子供の食事が関係するようです。
成長するにつれ回復する場合が多いのですが、かゆみがひどく精神面への影響も無視できません。
しかも、喘息やアレルギー性鼻炎と共通する部分があり、喘息に変わったり、喘息を合併したり、またこの逆になったりもします。
原因食品を突きとめることも大事です、特に卵、牛乳、大豆、鶏肉、豚肉、小麦、青味の魚など、特にこれから芽の出るような食品は要注意です。
妊産婦が大量に食べるのはいいとして、分解されない蛋白質に胎児が感作されることや卵などの離乳食のも原因があると考えられます。
- 消風散
元気な体質で、体力もあり貧血状態のない人で、かゆみの強い皮膚病でなおりにくいもの、ことに夏になると悪化し滲出液もあり、痂皮を生ずる事もある人。
- 小柴胡湯
胸脇苦満があり、舌に白苔があつたり、苦かったり心下からわき腹にかけて苦しい人に良い。
- 黄連解毒湯
のぼせ、顔色赤く、めまい、動悸、いらいらにより安眠できないものにいい。
- 十味敗毒湯
化膿性の腫れ物が単発あるいは次々と続発するもの、かゆい皮膚病、食欲不振や疲労感のある人にいい。
- その他
柴胡清肝湯などがあります。
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