高血圧・脳梗塞・脳血栓・心筋梗塞・動脈硬化
漢方医学の高血圧の治療
漢方医学の高血圧の治療は、血圧をさげるのを目標とするばかりでなく、患者の愁訴の消散を大切な目標とする。
愁訴がとれたことによって、患者は病気の軽快を自覚し、これによって、血圧もまた安定することが多い。
漢方医学では、急速に短時間に、血圧を下げるような薬は用いない。
末永く長期に服用することによって、 血圧を安定させ、動脈を強化し、脳、心臓、腎臓の負担を軽減して、生命の危機を予防する効果がある。
高血圧とは
血圧は非常に変動しやすいものであるが、一般的には最高血圧150mmHg、最低血圧が90mmHg以上を持続しているときが、高血圧症である。
高血圧症は本態性高血圧症と二次性高血圧症 (腎疾患、妊娠中毒症、内分泌疾患、動脈硬化などの原因疾患があるために起きるもの) とにわける。
高血圧症の初期は、頭痛、頭重感、不眠、めまい、肩こり、耳鳴り、息切れ、動機蛋白尿、便秘、下肢の浮腫などの症状がある。
動脈硬化とは
動脈硬化は、コレステロールなどがたまって動脈壁が厚くなり、弾力性がなくなってかたくなり、血液の通る部分が狭くなった状態と考えられる。
原因としては生まれつきの体質もあるが、働き盛りの頃からの生活態度に大きく影響されるようで、次のようなものがあげられる。
- 脂肪食のとりすぎ
- 高血圧が持続進行するとき
- ホルモンの異常
- 精神的ストレス
- 遺伝的素因
脳動脈に変化が起きると
脳動脈に変化が起きると、物忘れ、めまい、頭痛 (特に起床時の) 、耳鳴り、手足のしびれ、脳卒中などを呈する。
冠状動脈では、前胸部の圧迫感や痛み、動悸、息切れ、胸がしめつけられる感じ、狭心症、心筋梗塞などをおこす。
腎動脈では、尿の異常、浮腫、夜間多尿、尿毒症などを起こす。下肢動脈の硬化は、びっこをひきはじめ、軽快にあるけなくなる。
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