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糖尿病と生薬について
糖が血液中にダブつくと血管やからだの各組織をボロボロにします。
太い血管では、高血糖が続くと血管の内側に糖で変性した蛋白質が付着し、動脈硬化が起こりやすくなります。
その結果、脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病性壊疸などを誘発致します。
また、微小血管が障害されると、目では網膜症 (網膜の血管にコブが出来たり、出血する) が起こり、 腎臓では糸球体の毛細血管が障害され、血液をろ過する機能が低下します。
更に、血行不良から神経細胞への栄養補給がうまくいかず、手足のシビレやインポテンツを引き起こします。
私達が食事でとった糖分は、胃の中で消化・分解されてブドウ糖に変わります。
そのとき、血液中にブドウ糖が増えて、一時的に血糖値が高くなります。
もともとブドウ糖は人間が活動していく上で大切なエネルギー源です。
血液中にふえたブドウ糖は膵臓から分泌されたホルモンの一種であるインシュリンの働きによって、どんどん筋肉や脂肪細胞に取り込まれます。
ところがインシュリンが不足したり、何かの理由でその働きが悪くなると血液中にあるブドウ糖は筋肉や脂肪細胞に吸収されず、血糖値が高いままになってしまうのです。
これが「糖尿病」です。
お茶としてよく利用されている生薬の一覧
- 一位葉(いちいよう)
- 黄精 (おうせい)
- ギムネマ葉
- タラ木皮
- 蕃果(ばんか)
- 紅更紗(べにさらさ)
- 連銭草 (れんせんそう)
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