杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
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杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
杞菊地黄丸は、中国の医学書「医級」に収載されている薬方です。
日本でもよく知られている「六味地黄丸」に菊花と枸杞子を加えた処方で、目がかすむ、めまい、疲れにより目がまぶしい、視力減退などを伴う場合に用いられます。
疲れやすくて、顔・手足がほてり、尿量減少、または多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症状:かすみ目、疲れ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ。に使用します。
目標
滋腎陰の六味丸に養肝明目の枸杞子と菊花を加えたもの。よって、肝腎陰虚を目標とする。
効能
滋補肝腎・清肝火・明目
適応症
肝腎陰虚で、目がかすむ・目がくらむ・まぶしい・目の乾燥感や痛み・視力減退・頭痛・頭のふらつきなどの肝陰虚・火旺 (肝陽上亢)の症候が顕著にみられるもの。
舌質は紅~深紅・少苔・脈は弦細数。
いろいろな症状への応用:中心性網膜症・視神経萎縮・球後視神経炎・白内障などの眼疾患、あるいは高血圧症・自律神経失調症などで、肝腎陰虚・肝火旺の症候を呈するもの。
構成生薬(24丸中)
枸杞子/菊花 |
各0.288g |
地黄 |
1.152g |
山茱萸/山薬 |
各0.576g |
茯苓/牡丹皮/沢瀉 |
各0.432g |
添加物としてハチミツ、カッセキ
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