ハンビロンの解説
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マムシの粉末を主成分とし仙髄の反射中枢を刺激する塩酸ヨヒンビンと脊髄の反射機能を亢進する硝酸ストリキニーネの相乗効果により勃起を促します。
神経衰弱性の陰萎 (インポテンツ) 、老衰性陰萎、衰弱性射精のかたに優れた効き目をあらわします。1日1回1カプセルを正確に服用してください。1週間位連続服用すると効果がでてきます。
塩酸ヨヒンビンの含有製剤は2~3年勃起した事のない人でも1日1回1カプセルを規則正しく服用することにより10日~30日位で勃起するようになります。1回勃起すれば勃起不全もなおる事があります。中枢神経を興奮させ末梢血管を拡張する作用があるので、ペニスの海綿体の血液の流れがよくなり勃起力や射精力が高まります。
硝酸ストリキニーネは塩酸ヨヒンビンの副作用をおさえる働きがあります。脊髄の反射機能を敏感にさせ、勃起力を向上させる。
ハンビロンは肉体的欠陥はなく、性欲も旺盛だが、いざというときに役に立たないという人のための薬です。塩酸ヨヒンビンと硝酸ストリキニーネの相乗効果により、強力に勃起を促します。
塩酸ヨヒンビンは、仙髄にある反射中枢を刺激して興奮させ、下腹部並びに性器の血管拡張させます。硝酸ストリキニーネは、脊髄の反射機能を亢進し、わずかな知覚刺激によっても強度の反射作用を生じさせます。また、反鼻末の成分であるアミノ酸は、人体に不可欠の栄養素であり、パントテン酸カルシウムはビタミンB群に属して肝臓の疲れを軽減する働きがあります。
ストレスや疲れによって勃起しにくい人や気持ちに体がついていかなくなった人にはすぐれた効き目をあらはします。1日1回1カプセルの服用で、強い効き目が現れます。
成分・分量 (1カプセル中)
塩酸ヨヒンビン 6mg、硝酸ストリキニーネ 0.5mg、反鼻末 153.5mg、パントテン酸カルシウム 50mg
適応症
神経衰弱性陰萎、老衰性陰萎、衰弱性射精
なお本品は劇薬に指定されていますが定められた用量、用法を守って飲んでいただければ安全です。
成分の解説
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塩酸ヨヒンビン
ヨヒンビンは西アフリカに産するアカネ科植物Pausinystalia johimbeの主用アルカロイドです。塩酸ヨヒンビンは比較的副作用は少なく、選択的に生殖器の官能に作用します。血管壁に作用して皮膚・腸管・、殊に陰部を腫脹させます。また、仙骨髄の勃起中枢に作用して、その機能を亢進しますが、他の反射機能には作用しません。内用には1日5~15mg使用します。副作用として心悸亢進、不眠症、めまい、発揚状態、胃の圧迫感及び虚脱症みることがあります。泌尿生殖器に炎症のある患者、慢性心疾患、強度の低血圧症には控えて下さい。
薬理学 森島庫太 p509-510 1965 Wien Med.WochenschriftNikolowskiW 125巻5号 p75-78
1975
塩酸ヨヒンビンを投与して、効果のでるのはゆつくりしていて、最大の効果が発揮されたのは2~3週間後であった。1週間で非常に良いという反応は8.5%、良くないが47.1%であったが、3週間目までに非常に良いは14.1%、良くないは17.1%に、10週間目には非常に良いは43パーセントまで増加し、良くないは4%まで減少した。
また、10000人の患者の年齢は631%が41~60歳だった。
Current Therapeutic Research Robert MargolisMD 13巻P616~622 1971
塩酸ヨヒンビンの使用量は5mgを1日1~3回、3~4週間服用する。極量は1回30~100mgである。致死量についてははっきりしないが、1.8グラムの塩酸ヨヒンビンを誤って服用した例はあるが、副作用はあったが、死亡までには至らなかった。数週間ごの検査では中毒症状も消えてしまった。
Handbuck der Hant unt Geschts KrankheitenErgenzunswerkBd6Tl 3 p743~749
1960
結論として塩酸ヨヒンビンは一度で効果をもたらす例は少なく、長期になればなるほど効果が高くなります。治療が目的です。
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硝酸ストリキニーネ
硝酸ストリキニーネは脊髄の反射興奮性を亢進することで、わずかの知覚刺激によっても強度の筋収縮を生じさせます。すなわち脊髄の全反射機能亢進により全身の筋肉に特有の強直性痙攣をおこす。また、延髄の血管及び呼吸中枢に対して興奮作用を有します。さらに、大脳皮質に作用して視覚、嗅覚、味覚及び聴覚を鋭敏にします。塩酸ヨヒンビンの働きを助けます。常用量
1回0.5~1mg 1日 3mg 極量 1回5mg 1日10mg
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パントテン酸カルシウム
ビタミンB群の一種で。CoAの構成成分であり、補酵素作用が主体です。体力増強の目的で配合されています。
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反鼻末
いわゆるマムシの粉末です。和漢薬の強壮強精剤としてひろく使用されています。配合目的も体力増強です。
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ハンビロンは治療薬ですので1回の服用では効きません。1週間より2週間、2週間より3週間と長期に服用されて効果があらわれてきます。1箇月連用したら、1週間ほど控えて再度利用されるのが効果的です。昭和36年の発売以来、副作用の報告は心臓の動悸が亢進した、のどがかわいた、胃がムカムカしたなどの報告はありましたが、服用を中止すれば治ったということです。その他、重大な副作用の報告は1例もありません。しかし、念のため、低血圧の方、高血圧の方、心臓に欠陥のある方、生殖器に欠陥のあるかたはさけてください。
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劇薬に指定されるにはいくつかの理由があります。
- 急性毒性の強いもの
- 慢性毒性の強いもの
- 安全域の狭いもの
- 中毒量と薬用量がきわめて接近しているもの
- 副作用のでやすいもの、又は副作用の重篤なもの
- 蓄積作用が強いもの
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薬用量において激しい薬理作用をするもの
ハンビロンは硝酸ストリキニーネと塩酸ヨヒンビンを配合していますので、上の理由により劇薬に指定されています。購入者は「品名、数量、使用目的、譲渡年月日、住所、氏名、職業」を記入し、署名することになっていますが、前記の劇薬指定の経過をご覧になってご理解いただけるように、何ら心配はいりません。要は定められた用量、用法を守って服用ください。ということです。塩酸ヨヒンビンはアフリカのカメルーンに産するアカネ科の植物・ヨヒンベの皮から抽出・精製されたもので、昔から作用の強い催淫薬として使われています。また、ヨヒンビンには麦角アルカロイドのような子宮収縮作用もあります。常用量は1回5~10mg。極量は1回30mgです。塩酸ヨヒンビンは少量でも配合されていますと劇薬になります。硝酸ストリキニーネは、内服後速やかに吸収されて組織に到達し、約10時間でその約20パーセントが尿中に排泄されます。常用量は1回0.5~1mg。極量は1回5mg、1日10mgです。
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男性ホルモンが入っていないので効き目が弱いのではと言う方は男性ホルモンの入った製剤と併用されると、より効果があがります。他のホルモンとのバランスやビタミンやアミノ酸との共同作業も大切です。大量に服用すればいいものでもなく、ハンビロンとホルモン剤と滋養強壮剤の総合的な服用が大切です。また、塩酸ヨヒンビンは子宮収縮作用がありますので、経産婦が服用すると子宮が収縮して非常に好都合です。
ハンビロンの販売
ハンビロンの販売は店頭販売に限定しています。詳細は当店宛お電話 (076-231-1301) していただくか、或いはFAX (076-231-1301)
、メールしてください。
ハンビロンより、もっと効果のあるものがありますのでよく相談してから決めたい方はとにかくお電話ください。
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