免疫ミルク
-
スターリ研究所の製品を使う
「スターリ研究所の免疫ミルクを使って基礎研究がはじめられました。」スターリ研究所では1958年から人間の試飲テストなどを実施し免疫ミルクの有用性は確認されていました。その後、野本教授はマウスによる基礎研究を重ねました。
-
26種類の抗体が含まれる
免疫ミルクには、牛乳が本来持っている栄養成分だけでなく、人間の悪玉菌やサルモネラ菌赤痢菌、化膿連鎖球菌、インフルエンザ菌のほか日和見感染を起こす菌
(病原性の弱い菌) に対する抗体が計26種類も含まれています。野本教授の実験では、免疫ミルクを7日間投与したマウスは、普通のミルクを与えたマウスにくらべ、悪玉菌があきらかに減少していたというのです。これらの事実から免疫ミルクには次のような効果が期待できるというのです。
-
免疫力の低下を抑える
ガン治療による副作用の緩和や、肺炎などの日和見感染に役立つ。野本教授のマウスによる実験でも、抗がん剤投与や放射線照射をしたマウスは通常、約2週間でほとんど死ぬが、免疫ミルクを与えていたマウスのうち50%は30日後も健康な状態で生存していた。
また、日本のいくつかの病院でも、ガンの治療を受けている患者に免疫ミルクを飲んでもらったところ副作用が緩和されたというのです。
-
リュウマチ性関節炎などを改善
免疫ミルクには抗炎症因子がふくまれています。また、免疫力を調整する機能もあります。このため、リュウマチ性関節炎など自己免疫疾患と考えられる炎症の改善につながります。実際に免疫ミルクを慢性関節リュウマチなどの患者にためしたところ、自覚症状などにかなりの改善がみられたというのです。
-
動脈硬化の予防や抑制効果
高血圧の治療薬にアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬があります。これは体内でできる最大の昇圧物質であるアンジオテンシンが生成されるのを防ぎ、血圧低下させる薬です。免疫ミルクにはこの薬の成分と同じ抗、CE物質もふくまれています。また細菌などの刺激で動脈の内皮細胞がきずつくのを抑える働きがあるとも。
さらに、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させるため、動脈硬化の進行がおさえられます。
-
アレルギー疾患の予防と改善
免疫ミルクには大量のIgG (免疫グロぶりG) という抗体が含まれています。アレルギーは侵入してきたアレルゲン (抗原) がIgEという抗体とくっついておこりますが、その前にアレルゲンがこのIgGとくっついてしまうとアレルギーはおこらない。つまり、IgGはIgGとアレルゲンの結合を邪魔しるようにはたらくわけです。
また、前述の抗炎症因子が炎症を緩和させ、腸の粘膜が強化されることで腸管からのアレルゲンの侵入を防ぐことができるというのです。
-
疲れたときに飲む
免疫ミルクは粉末状で一回分づつ袋に入っている。それを水かぬるま湯で溶かして飲む。味はスキムミルクとほぼ同じ。蜂蜜やコーヒー、ココアなどにまぜて飲むのも良い。野本教授は体調の悪い時は必ず免疫ミルクを飲んでいるという。
「まだ慢性疾患などのない健康な人が、疲れているときにのむのがもっとも効果的です。たいていの人は飲んでから二日目位から真っ黒なベトベトした便がでてきます。ほぼ、一日、下痢状になりますが、それは腸にへばりついている悪い菌を便とともに体外へ出しているためで問題はありません。」
すでにリュウマチなどを発症している人などは、一、二箇月毎日飲むと良い。ただし、1000人に1人の割合でみられる、牛乳を飲むと痙攣のような腹痛を感じる牛乳不耐症の人や、重い腎臓障害で医師に高たんぱくの摂取を禁じられている人などは、当然免疫ミルクは控えたほうがいい。
「とにかくどこか疾患があるとおもわれたときは、先ず、医師に診断してもらうことです。その病気を治療する手助け、要するに生体防御の武器の一つとしてつかうのが免疫ミルクです。なんでもきくとか、何でも治せると過大な期待はしないでください。また、免疫ミルクは健康食品、効果がないとおもったらやめればいいわけです。
※※ご相談なさりたい場合は「漢方相談問診表」をご利用ください。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920-0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921-8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|