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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第80号 2003年10月20日
江戸の薬(狐つき)、漢方薬膳料理(くま)
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江戸時代の薬(狐つき)
狐つきとは精神薄弱者や暗示に弱い女性の間に多発する発作性、ヒステリー性の精神病です。
自ら狐になりきって他愛のないことを口走ったり、動作を示したりしたりする。
ほとんどの場合は自己暗示で治ったりするといわれています。
江戸に狐つきになった女性がいた。
全身を柱にしばって、マグロをすりみにして全身に塗りつける、そこへ腹をすかしたイヌをつれてくると、イヌは大喜びで全身をなめるのです。
すると、狐つきは苦悶絶叫してたちまち狐がおちたというのです。
狐はイヌをきらうという説から利用を考えついたらしい。
又、狐をおとすために行者や神職を招いて「松葉いぶし」のような呪術をかけたりするのも良く行われたらしい。
江戸期の精神病は祟りとか、血の流れと考えられ差別の対象とされていたようです。
漢方薬膳料理(くま)
目の下にくまができたら
「ヤマイモの養生揚げ」
材料(二人分)
ヤマイモ100グラム(卵白、塩各少々) 青ジソ6枚
片栗粉少々 揚げ油適量 炒り塩適量
作り方
一.山芋は皮をむいてすりおろし、卵白と塩を加えてすりあわせる。
二.青ジソは裏面に片栗粉をまぶし、一を等分に盛って巻く。
三.170度cに熱した揚げ油に二を入れ、焦がさないように揚げる。
四.三を盛り、炒り塩をそえる。
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