中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第79号 2003年10月13日
江戸の薬(牛肉)、漢方薬膳料理(体臭)
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江戸時代の薬(牛肉)
江戸時代には牛肉は薬であった。
牛肉を味噌漬けにして、彦根藩では毎年これを徳川将軍家へ献上していたという。
黄牛(こうぎゅう)の良肉を味噌漬けにして「返本丸」と名付けて製造・販売したのがはじまりとされる。
近江牛として全国に知られているごとく当時から既に、保存食として牛肉の加工品が存在していたのではないか。
一般には庶民の間にも「薬喰い」として定着していたようです。
牛肉のほかは猪・鹿・干した鮭なども同様に食べられていた。
そのほか牛肉を原料としていたものでは、對馬藩の「干牛肉」だろう。
寒中に匂いをとり、蒸して、陰干しし、塩を加えて仕上げる。
この干牛丸は朝鮮秘伝として大阪でも売られていたらしい。
練り薬もあった。
漢方薬膳料理(体臭)
体臭をなくしたいなら緑茶ご飯
色も風味もさわやかな混ぜご飯。お茶に含まれるタンニンは脂肪代謝を高め、口臭を消してくれます。
材料(四人分)
ご飯(炊きたて)茶碗四杯分 抹茶大匙1〜2 塩少々
煎茶少々
作り方
1.ご飯の抹茶と塩を混ぜる
2.茶碗に盛り、煎茶の葉をふりかける
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