中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第354号 2009年8月5日
江戸時代の薬(補陰湯(ほいんとう))
江戸時代の薬(地黄丸(じおうがん))
「地黄丸(じおうがん)」
地黄はゴマノハグサ科の多年草で地黄酒にして飲むか地黄を煎じて飴で練って練り薬にして地黄煎飴として飲む方法があった。
江戸時代では腎虚になった男は地黄を単独で飲むか、六味地黄丸にして飲むか二通りの方法があった。
六味丸は熟地黄、山シュユ、山薬、茯苓、タクシャ、牡丹皮の六味である。
これらの生薬を細末にして練蜜で丸薬にして飲む。
即効性はないが腎虚の体質改善には効果があるというので随分と売れたらしい。
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