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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第337号 2009年3月3日
江戸時代の薬(紫金錠)
江戸時代の薬(紫金錠)
「紫金錠」
今日のように薬効を科学的に裏付けることのなかった江戸時代には主観的な薬の効果を強調することが必要だった。
特に家伝薬などは神示・霊験の逸話を作成したり、「夢のお告げ」を打ち出し宗教と結びつけ暗示効果をねらった。
幕府は毒薬と偽薬については厳しかったが、宗教的なものまでは野放しだった。
紫金錠は食あたり、食べすぎ、飲みすぎ、小児ひきつけなどの効能があった。
早くいえば毒消しであった。
下剤が含まれており便秘には効果があったようである。
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