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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第336号 2009年2月26日
江戸時代の薬(藤八五文2(とうはちごもん))
江戸時代の薬(藤八五文2(とうはちごもん))
藤八五文は丸薬が十八粒(トウハチ)で五文で売っていたことによる。
効き目を自画自賛して奇妙と言っていたらしい。
当時は商標権もなくひとたび売れ出すと雨後のタケノコのように類似品が出現した。
江戸の街中を「藤八五文、コリャ奇妙」という呼び声を聞くと人々は笑いあって癒されていた。
さらに藤八五文は歌舞伎の狂言にも取り上げられ松本幸四郎が演じてさらに広く知られるようになった。
遊里の遊びの藤八拳も藤八五文の売り方を真似たのが最初という話もある。
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