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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第334号 2009年2月11日
江戸時代の薬(最上徳内)
江戸時代の薬(最上徳内)
「最上徳内」
徳平膏薬の徳平は幕府が石川左近将監や遠山金四郎など幕閣の要人と共に蝦夷地を探検したときに、その道先案内人を努めたいう話もある。
徳平膏薬の主人・徳平は蝦夷の事情に詳しかったらしい。
そのことを知った幕府は彼を案内役に指名した。
ただの膏薬売りでは困るので「最上徳内」という名前をつけ武士に取り立てたらしい。
何故徳平が蝦夷地に詳しかったのか、それはともかくとして徳平は役目を立派に果たし帰国した。
彼はその功績により江戸に屋敷地を賜り名実共に武士となった。
そのせいで徳平膏薬は廃れていったという話がある。
最上徳内は北方領土に「大日本恵登呂府(えとろふ)」の碑を立てたことで広く知られている。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
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