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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第330号 2009年1月15日
江戸時代の薬(長崎屋新兵衛2)
江戸時代の薬(長崎屋新兵衛2)
江戸に長崎屋新兵衛という薬種屋があった。
彼もまた馬琴や三馬と同じく薬種の商いをしながら執筆稼業をおこなっていた。
文政年間に随分と活躍したらしい。
相当数の蔵書家で書庫がある蔵をを幾つか持っていたというのだから驚きである。
それほど本が好きなのだから家業の薬種屋は余り熱心ではなかったらしい。
国会図書館にもこの新兵衛の著作が残されているくらいだからかなりの著名な作者であったことは間違いない。
薬品会もたびたび開いていたらしい。
ウニコール、人角、山客(オランウータン)などが出品されていた。
入場者には説明役を引き受けていろいろと質問などにも答えていたらしい。
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