中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第329号 2009年1月5日
江戸時代の薬(薬種屋)
江戸時代の薬(薬種屋)
江戸時代であろうが今であっても薬種屋の仕事は薬を売ることがすべてである。
ブログを書くことやメールマガジンを発行して文人のまねをすることもすべて何らかの形で商売にはねかってくることを期待してするのであって他に目的はない。
しかし、江戸時代にあっては南総里見八犬伝の著者・滝沢馬琴にしても、式亭三馬や山東京伝らの戯作者にしても江戸では名立たる作者であった。
彼らは本の執筆のかたわら薬作りにも精を出していた。
作った薬を店頭に飾っていても売れないので引札(今でいうチラシ)の原稿を作ったり、簡単な書籍を発行したりして絶えず薬の宣伝をしていたようである。
江戸時代にあっては繁盛している薬種屋の店主は作家でもあった。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
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