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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第325号 2008年12月2日
江戸時代の薬(延寿丸)
江戸時代の薬(延寿丸)
江戸時代に式亭三馬が売りだした「延寿丸」は「第一腎を益し、中風、疝気、痢病、淋病」に効くとある。
延寿丹は今も売られているが名前は延寿丸である。
丸薬製剤でやはり精力増強にいい。
式亭三馬の薬を受け継いだわけではないだろうが、語呂が良かったのかもしれない。
三馬は戯作者だから宣伝文句を書くのがうまい。
いわば宣伝上手だったから薬もよく売れたようだ。
戯作者と薬種屋との二足のわらじはうまく両立できて薬店もますますの繁盛となった。
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