中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第324号 2008年11月27日
江戸時代の薬(長崎屋新兵衛)
江戸時代の薬(長崎屋新兵衛)
江戸時代,千八百年代には江戸の水という化粧水が爆発的に売れたが、そのほかにもおはぐろのはげぬ「るりの露」「三能水」が江戸の町には流行した。
一方正統派の漢方では陰陽五行説の理論を受け継いだ後世派と臨床の効き目を重視した古方派がその発展を競いあっていた。
当時医者は免許制ではなかったから人々は厳しく採点していたので、それなりに淘汰され実績のあるものが残っていたようである。
江戸には長崎屋新兵衛という薬種屋があつたが、「真珠竜虎円」「家伝黒龍丹」を売り出し新進気鋭の店で人気があり、滝沢馬琴の店に迫る勢いであったらしいが、
この店の主人も物書き、当時の戯作者であった。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
掲載された記事を無断で転載することは禁じます。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|