中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第321号 2008年11月6日
江戸時代の薬(「病気になったら神仏に頼る」)
江戸時代の薬(「病気になったら神仏に頼る」)
「病気になったら神仏に頼る」
「病気になったら神仏に頼る」という考えは当時は一般的であった。
庶民は薬を買い求めて飲んではいても必ずお参りにも行っていた。
高貴な人や富裕層は医者には診てもらっても、一方で疫病退散を願って加持祈祷を行っていたようである。
つまるところ、病気は邪気が内に入ることと考えられ病魔退散を願って祈祷やお札にすがった。
セルフメデイケーションの考えはその頃からあったということだろう。
鉦や太鼓を叩いて病邪の退散を願った。
「鉦や太鼓を叩いて探してもこんないい娘はいない」という言葉はここからきているようである。
編集後記
メールマガジンもついに三百号に到達した。
精力剤や漢方薬というマイナーな分野を取り上げ書いているが余りおもしろくないと思う。
これからは江戸時代の庶民生活に少し切り込んでいきたい。
それなりに書物や文献はあるのでできるだけ面白くしたいと考えている。
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