中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第302号 2008年4月11日
薬湯の利用の仕方(米ヌカ湯)、薬用茶の作り方(ナスのへた茶)
薬湯の利用の仕方(米ヌカ湯)
「米ヌカ湯」
収穫された米にはモミ殻がついており、このモミ殻を取りさったものを玄米と呼んでいる。
玄米には果皮や種皮などのヌカ層と胚芽とが付着している。
この玄米を精白すると、付着していたヌカ層や胚芽が後に残るが、これらの混じりあった残りかすを米ぬかと呼んでいる。
米ぬかにはリノール酸などのほかビタミンB1、E、蛋白質などが豊富に含まれておりヌカ漬けの床として利用されている。
入浴時に全身をこすり洗うためのぬか袋は女性の美肌作りに使われてきた。
ヌカ袋を入れた薬湯はしっとりしたもち肌を作るのに有効といわれている。
薬用茶の作り方(ナスのへた茶)
「ナスのへた茶」
ナスはさっと洗いへたのついた頭部を切り取り、水を入れた(六百ミリリットル)土瓶に入れ煎じる。
半分くらいになるまで煎じつめる。
できるだけ温かいうちに全部飲む。
腹痛、下痢、食中毒に効果的である。
蕁麻疹などにも良く効く
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