中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第301号 2008年4月4日
江戸時代の薬(ほうずき(酸しょう根))、坂と用水のある街、金沢
江戸時代の薬(ほうずき(酸しょう根))
浅草観音の鬼灯市(ほうずきいち)は有名で、七月九日と翌日は江戸の夏の風物詩として広く今でも知られている。
ホウズキはナス科の多年草で、観賞用に植えられる。
茎は直立して五十〜八十センチ、花が咲いた後がくが大きくなって果実を包み、外面が赤く変化する。
薬用にするのは地下茎で、開花中に地下茎を掘り取って水洗いし、日干しにする。
これを生薬・酸しょう根といい、咳止め、利尿、解熱に江戸時代から使われてきた。
子宮収縮作用があるので妊婦は使用できない。
坂と用水のある街、金沢
金沢観光は兼六園と城跡と考えている人にぜひお奨めしたいのは、浅野川と犀川という二つの川にかかる橋からの金沢の町並みの眺め、山々の遠景をぜひ味わってほしい。
そして、大野用水、鞍月用水、辰巳用水、長坂用水、泉用水、寺津用水、中村高畠用水沿いのそぞろ歩きである。
歴史の重みと文学的土壌を感じることができる。
武家屋敷の近辺を流れているのは「大野用水」という。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
掲載された記事を無断で転載することは禁じます。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|