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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第270号 2007年7月30日
薬用茶の利用の仕方「しいたけ紅茶」、江戸時代の薬「水仙」
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薬用茶の利用の仕方「しいたけ紅茶」
「しいたけ紅茶」
ほししいたけを水洗いしテイーポットに入れ、薄切りの生姜を加え、紅茶テイーパックを入れてから熱湯を注ぐ。
そのまま五、六分置いて温めて飲む。
一日数回お茶代わりに飲む。
しいたけに含まれるエリタデニンは水によくとけ血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きをする。
血液の循環がよくなり細胞が活性化される。
そのほかにしいたけにはレンチナンという多糖類が含まれ免疫力を高め、T細胞を活性化させガンなどにも働きかける。
医薬品としても使われている
江戸時代の薬「水仙」
「水仙」
各地の海岸地帯に植栽されている。 雪中花と呼ばれる水仙は真冬から早春まで花開く。
スイセンは地中海地方が原産で、中国から伝わったヒガンバナ科の球根性草花である。
水仙の葉茎や鱗茎にはグルコマンナンやアルカロイドが含まれている。 誤って食べたりすると、腹痛、吐き下しを起こすので注意が肝要だ。
かっては生の鱗茎をすりおろして小麦粉と混ぜ、紙に伸ばして腫れ物に貼ったりした。
肩こりにも鱗茎と小麦粉をクリーム状に練って患部に直接貼り上から布で抑える。
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