中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第244号 2007年1月16日
坂と用水のある街、金沢「鞍月用水(くらつきようすい)」、江戸時代の薬「アジサイ(紫陽花)」
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坂と用水のある街、金沢「鞍月用水(くらつきようすい)」
「鞍月用水(くらつきようすい)」
御供田地方をゆっくりと排水のような色で流れた用水は松任宇ノ気線沿いにゆっくりと流れ北上し、近岡神社の横を流れてきた用水と合流する。
合流した鞍月用水はまもなく大野川に注ぐ。
大野川に合流した用水は大きな川の流れとなり、金沢港へと繋がってゆく。
江戸時代の薬「アジサイ(紫陽花)」
「アジサイ(紫陽花)」
アジサイはユキノシタ科の落葉低木で葉は大きく、肉厚で対している。
梅雨時の季節花としてよく知られている。
薬用にするのは花である。
切り取ったものを天日に干す。
花が終わった後も散らないので、枯れた花を採取しても良い。
花にはフラボノイドのルチンが含有される。
高血圧の人に古くから煎じて使用された。
アジサイは挿し木で簡単に増える。
春または秋の彼岸の頃充実した
枝を選んで一〜二節で切り横に伏せるようにして植える。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
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