中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第242号 2006年12月25日
坂と用水のある街、金沢「鞍月用水(くらつきようすい)」、江戸時代の薬「藍葉」
--------------------------------------------------------------------------------
坂と用水のある街、金沢「鞍月用水(くらつきようすい)」
「鞍月用水(くらつきようすい)」
かっては駅西の西念地方の田畑を潤した用水は現在は再開発された住宅地、産業施設の間隙を縫うようにして走り殆どは暗渠化されている。
一部は今も農業用水として利用されている。
西小前に現れた用水は国道八号線をくぐりリ抜けさらに港へ向かって流れてゆく。
江戸時代の薬「藍葉」
「藍葉(あい)」
藍はタデ科の一年草で、南ベトナムが原産地といわれわが国には七百年も前に染色技法とともに中国から伝えられた。
草丈は五十〜六十センチでわずかに紅紫色である。
七月頃、開花前の葉を採取して日干しにしたものを「藍葉」という。
藍は染料としての利用だけでなく、毒虫に刺されたときや切り傷には、藍の生葉をよく揉んで出てきた汁をつけると良い。
解熱には藍実を用いる。これは藍の果実を日干しにしたものである。
解毒の作用もある。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
掲載された記事を無断で転載することは禁じます。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|