中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第240号 2006年12月11日
坂と用水のある街、金沢「鞍月用水(くらつきようすい)」、江戸時代の薬「米」
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坂と用水のある街、金沢「鞍月用水(くらつきようすい)」
「鞍月用水(くらつきようすい)」
鞍月用水はさらに北上し、住宅街を縫うようにして流れてゆく。
これから先、六枚町交差点近くの交番の横を用水は流れてゆくが、開渠になっていて散歩しながら眺めるにはいい具合である。
最近では用水のなかにゴミ取り用のネットが張られていてゴミは一箇所にたまらないようにできている。
用水は西北部に向かって昭和大通りを越えて進んでゆく。
江戸時代の薬「米」
「米(こめ)」
米は私達が常食にしているあの米である。
漢方の古典「傷寒論」によると、「白虎加人参湯」「白虎湯」「竹葉石膏湯」などに配合されている。
ただし、この米は「粳米(こうべい)」といいウルチの玄米のことである。
甘く、苦く、平にして毒なし、といわれる。
つまり、元気を増し、血液の循環を良くし、内臓の働きを活発にして胃腸の働きを補い筋骨を丈夫にする。
逆にもち米は漢方では用いないどころか、むしろ皮膚病には禁じている。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
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