中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第229号 2006年9月25日
薬湯の利用の仕方「カリン酒」、坂と用水のある街、金沢
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薬酒の楽しみ方「カリン酒」
「カリン酒」
カリンの果実をよく水洗いし、ふきんで水気をとる。
厚さ一センチほどの輪切りにし、種子も瓶に入れて冷暗所で最低三ヶ月、普通は一年保存後、ふきんでこす。
一回量は杯で一から二.黄熟したカリンの果実一キロ、焼酎一.八リットル、氷砂糖二百グラムで漬け込む。
咳止め、疲労回復に良い。
坂と用水のある街、金沢
諸江と新神田を結ぶ大通りを越えた用水はいきなり、川の様相を呈する。
もう用水の面影はない。かって金石(宮腰港)から材木を運んだといわれると、なるほどと納得する川の趣きである。
ここからはほごまっすぐに金石港まで流れは続いている。
材木や資材運搬船に厚手の縄を巻きつけ両岸を馬を歩かせ城下まで引き運んだことがなるほどと納得させられる。
街中には用水が縦横に走っている。代表的なものは犀川、七ヶ用水である。
寺津、辰巳、長坂、鞍月、泉、大野庄、中村高畠の七ヶ所である。
このほかにもいくつもあるがこの七ツから順次紹介していきたいと考えている。
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