中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第228号 2006年9月18日
薬湯の利用の仕方「オトギリソウ湯」、薬用茶の楽しみ方「センブリ茶」
--------------------------------------------------------------------------------
薬湯の利用の仕方「オトギリソウ湯」
「オトギリソウ湯」
オトギリソウは草丈三十〜五十センチになるオトギリソウ科の多年草で、全国に分布し、日当たりのよい野山に普通に見られる。
オトギリソウにはいくつかの変種があるが、いずれも成分は変わらず同じ目的で利用される。
創傷、打撲、生理不順、神経痛、リュウマチなどの治療に用いる。
一回分として二〜三つかみを袋に入れ、熱湯をかけて十〜十五分ほど蒸らす。
その汁と袋を風呂にいれよくかき混ぜてから入浴する。
薬用茶の楽しみ方「センブリ茶」
「センブリ茶」
手に入れた生薬をさらに十分乾燥させる。
この全草一本分を刻んでカップにいれ、熱湯を注ぎ、蓋をして数分後に飲む。
苦味があるあいだは何回でも利用できる。
消化不良、食欲増進、胃痙攣など消化器の調子の悪いときに利用できる。
二日酔いにも効果的である。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
掲載された記事を無断で転載することは禁じます。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|