中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第200号 2006年3月6日
薬湯の利用方法(うこん湯)、薬酒の楽しみ方(青相酒)
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うこん湯
「うこん湯」
うこんは草丈六十〜百センチの草丈になる熱帯アジア原産の ショウガ科の多年草で、日本には江戸時代中期に移入され、 主に薬用として九州南部や奄美沖縄地方で栽培されているほか
、これらの地域では一部で野生化もみられる。
カレーの主原料としても知られる。
ウコンの根茎には、クルクミンのほか精油成分も含まれており 抗菌、鎮痛、血行促進の働きがあり、この薬湯に入ると、 リュウマチ、腰痛、神経痛、肩こり、生理不順、こしけなど
婦人病にも効果的である。
ウコンは半つかみを袋に入れ、上から熱湯をかけて十五分〜二十分ほど蒸らし器にたまった汁と袋とを風呂に入れて よくかき混ぜてから入浴する。
薬酒の楽しみ方
「青相酒」
青相子百五十グラム、甘味料二百グラム、焼酎一リットツ。 以上を壜につめ二ヶ月間貯蔵すると誰の口のも合うとても 飲み良い薬酒ができる。
一日一〜二杯続けると良い。
人参、ぶく苓、地黄、黄精、肉じゅ容を加えると複方酒と して利用できる。
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