中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第169号 2005年7月25日
江戸時代の薬(桃仁(とうにん))、薬酒の楽しみ方(大棗酒(たいそうしゅ))
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桃仁(とうにん)
「桃仁(とうにん)」
桃を食べ終わった後の残りかすの種が薬になるのだから、江戸時代 には利用されたに違いない。
塊状の種子を薬用にする。
脂肪油、アミグダリンなどが含まれ漢方では消炎、鎮痛の目的 で月経困難、下腹部痛などの婦人病に配合される。
花も陰干しにして「白桃花」という生薬になり、煎じて飲めば 利尿剤や強い下剤となる。
葉と枝は刻んで風呂に使うと桃葉湯といってあせもや湿疹の できたときに良い。
薬酒の楽しみ方(大棗酒(たいそうしゅ))
「大棗酒(たいそうしゅ)」
大棗の果皮のついた種子を内蔵しているもの三百グラム、 果皮は傷をつけ破っておく。
甘味料二百グラム、焼酎 一リットル以上を広口の瓶につめ、一ヶ月ほど貯蔵する。
一、「八坂」といい、石引三丁目で旧国立金沢病院の横にある坂でこの坂を下りて右に 折れると静寂が流れる佇まいの街である。
隠れ家としては絶好の場所だ。
しかし、車でいくのは大変だな。
兼六園のすぐ近くだからわかりやすい。
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