中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第134号 2004年11月8日
江戸時代の薬(「無二膏(むにこう))、薬酒の楽しみかた(天蓼酒(てんりょうしゅ))
--------------------------------------------------------------------------------
「無二膏(むにこう)」
「無二膏(むにこう)」
京都御所の近くにある無二膏本舗の雨森家は慶安元年(一六四八年)の発売というから三五六年も経つことになる。
無二膏は膏薬で胡麻油と鉛丹で作る脂肪酸鉛に黄柏などを 加えて練り上げた黒い塊である。
これを布や厚紙に伸ばして患部にはるのである。
おでき、はれもの、赤い炎症、切り傷、排膿などに使われる という。
今では殆んど見かけなくなった膏薬だが、当時は爆発的に売れたものだろう。
薬酒の楽しみかた(天蓼酒(てんりょうしゅ))
「天蓼酒(てんりょうしゅ)」
木天蓼が原料である。
マタタビの果実の虫嬰である。
この虫こぶはマタタビの花の子房にマタタビアブラムシが産卵 し、そのため実が異常発育し凹凸不整の虫嬰となった。
脳卒中による半身不随に効があるという。
木天蓼の刻み百グラムに、甘味料二百グラム、焼酎一リットル を瓶に詰め約一ケ月ほど貯蔵する。
強精薬酒としても 古来より知られている。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1-29
掲載された記事を無断で転載することは禁じます。
©2001 - 2025 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920-0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921-8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|