中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第122号 2004年8月16日
江戸時代の薬(打身丸(うちみがん))、薬湯の楽しみかた(菖蒲湯)
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江戸時代の薬(たけり丸)
「たけり丸」
オットセイのペニスを乾燥して粉末にし、丸剤にしたものである。
オットセイはアシカ科の海獣である。
強い雄は三十頭の雌を従える。
雄は体長二メートル体重二百キロ雌は体長一メートル体重四十五キロほどである。
海狗腎といわれ、男性ホルモンのアンドロステロンやアミノ酸、脂肪などを含有し、インポテンツに効くということで大々的に 売り出されていた。
回春を求めて人々は薄暗くなってから、人目を気にしながら、薬屋ののれんをくぐったようである。
薬湯の楽しみかた(菖蒲湯)
「菖蒲湯」
端午の節句、五月五日には菖蒲湯に入ると良い。
菖蒲にはアサロンやオイゲノールという精油が含まれています。
鎮痛、血行促進作用があり、神経痛やリュウマチ、腰痛に効果があるといわれます。
ゴルデンウイークの頃になると、スーパで売り出されます。
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