中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第102号 2004年3月22日
江戸時代の薬(金創)、漢方薬膳料理(ノビル酒)
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江戸時代の薬(金創)
戦国期から江戸時代にかけては刀傷が絶えなかっただろうと思う。
当時は金創といっていた。
専門の医者もいたようである。
では、切り傷、刺し傷、ひっかき傷、やけど、打撲などはどうしていたのだろうか。
小さな傷は煙草をひねってくっつけたりした。
焼酎で傷口を洗うのも当時からあったらしい。
それよりも、よく使われていたのは金箔である。
金イオンの消毒力を利用した方法である、金を叩き伸ばしたもので、売られていたようである。
火傷にはきゅうりとへちまの汁を利用したらしい。
擦り傷などではどんな草でもいいから、三種類くらい揉んで傷くちにつけた。
牡蠣貝の殻を粉にして水でといて使うという方法もあったらしい。
漢方薬膳料理(ノビル酒)
「ノビル酒」
これには精神の安定と精力増強の効果が期待できます。
また、球根や生葉を食べると、インポテンツにも良いといううわさもあります。
ノビルは地上部も球根もすべて食べられます。
ノビル酒は球根で作ります。
二,三ケ月も経てば飲むことができます。
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