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「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー

中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」創刊号 　　2002年3月18日

金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン創刊

金沢の漢方生薬屋、中屋彦十郎薬局

鎌倉時代末期より加賀の国は守護職富樫氏の支配下にありました。

室町中期、一向宗徒は 団結して富樫氏を打ち破り史上例をみない一向宗徒による独自の王国を築きあげました。

織田信長の家臣佐久間盛政はこの一向宗徒による一揆勢力を滅ぼし尾山城（現在の金沢城） を築きました。

信長の死後、佐久間盛政は木下秀吉と戦って破れ、七尾城にあって能登一円を 治めていた前田利家が軍を進め尾山城に入城したのでした。

「利家とまつ」は協力して金沢の町をつくり領国の支配をすすめていったのです。

その後、越中の国を治めていた佐々成政が滅びるとともに前田家は加賀、能登、越中を支配下 に治め１００万石の大大名へとのしあがっていくのです。

現在の石川県、富山県を併せた実質１２０万石の禄高をほこりその豊富な資金力を背景に領国 や町作りをすすめ、文化の振興にも寄与したのです。

前田利家が入城した頃と相前後した天正７年（１５７９年）私たちの先祖である初代は最初に作られた尾山八町の一つである南町で薬種商をはじめたのです。

（発行者）中屋彦十郎薬舗(株)　中屋彦十郎 　 石川県金沢市片町１丁目１−２９

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