熱証のお血薬/通導散(つうどうさん)
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通導散(つうどうさん)【万病回春】
お血を散じる薬。漢方一貫堂医学の代表的な血お証治療薬で気滞血おの熱証治療薬と言える。大承気湯、小承気湯、調胃承気湯お方意が含まれていて胃の実熱がある方が目標となる。
きゅう帰調血飲第一加減は血お証・寒証に用いられ通導散の対極にある処方として使い分けられる。通導散が合うタイプは月経痛なら経血が多く痛みの激しい便秘傾向の方。上半身は熱く下半身が冷える。ときには冷え自体が無い事も多い。血圧は高くなりがちで更年期障害にも用いられる。お血を原因とする痛みにも有効。お血は打撲傷でも生じる。そのためかつてはクラッシュ症候群や挫滅症候群に用いられたことがある。現在では交通事故やスポーツで生じた内出血によく用いる。
「跌撲(てつぼく:打撲)、損傷、極めて重く、大小便通ぜず、即ちお血散ぜず、肚腹(下腹部)膨張し、上って心腹(上腹部)を攻め、悶乱して死に至らんとする者を治す。先ずこの薬を服し死血お血を打下して然る後、補損の薬を服すべし。酒飲を用ゆ可からず、いよいよ通ぜず、亦人の虚実を量って用ゆ。この薬妊婦小児に用ゆる勿れ。」(万病回春)
構成生薬
当帰/大黄/枳実 |
各3.0g |
厚朴/陳皮/木通/紅花/甘草/蘇木 |
各2.0g |
芒硝 |
1.7g |
目標
食欲があって便秘症、皮膚が暗紫色、なかなか瘦せない肥満症で更年期症状を伴う方
適応症
月経不順、月経痛、更年期障害、腰痛、便秘、打ち身(打撲)、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)
▼通導散(つうどうさん/漢方薬の通信販売:価格表)▼
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