乙字湯(おつじとう)
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乙字湯(おつじとう)【叢桂亭医事小言】
水戸藩の侍医原南陽の創方で、痔核の内服療法薬として有名です。
疼痛、脱肛、出血の初期の痔には著効がある。
慢性化した痔は続けて服用することによって好転する。
構成生薬
当帰 |
6.0g |
柴胡 |
5.0g |
黄ごん |
3.0g |
甘草 |
2.0g |
大黄 |
0.5g |
升麻 |
1.5g |
目標
便秘傾向があり、痔の痛み、かゆみ、出血があるもの
適応症
痔痛、痔出血、脱肛、陰部掻痒および疼痛
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