抑肝散(よくかんさん)
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抑肝散(よくかんさん)【保嬰撮要】
イライラして興奮しやすい。思うようにならないことに苛立ち、歯を噛み鳴らしてしまう。
心下(みぞおち)がつかえて、目がピクピクと痙攣する。
イライラが極まって筋肉が痙攣している。不眠がある。
一般に癇が強いといわれているが、その興奮を抑え鎮静化させるところから、抑肝散と名付けた。よく小児に用いるが、母子同服が望ましい。
母子ともに鎮静化させるのが早道である。
更年期障害で不定愁訴がある方も。
また、認知症の周辺症状にもよく用いられている。
認知症の方は、記憶力は無いが感情は正常なことが多い。
怒られたり、止められたりすると何をやったのか覚えていないが、怒っている人へ負の感情を持ち、やがては興奮して攻撃的になる。
構成生薬
当帰/川芎/釣藤鈎 |
各3g |
茯苓/白朮 |
各4g |
柴胡 |
2g |
甘草 |
1.5g |
目標
不機嫌、いかりやすい、神経過敏、せっかち、興奮して夜眠れないなどのもの 筋肉が痙攣や緊張するもの本方症が慢性化し虚証になり腹直筋が軟弱になって腹部大動脈の動悸が亢進するものには
陳皮3 半夏5を加える。(抑肝散加陳皮半夏)
適応症
神経症 不眠症 血の道症 更年期障害 チック症脳出血後遺症 小児夜泣症 くる病 癇癪もち 夜間の歯ぎしり 舞踏病 神経性斜頸 眼瞼痙攣 眼筋麻痺高血圧症
常習性頭痛 ヒステリー
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