小青竜湯（しょうせいりゅうとう）処方解説：漢方薬の通信販売

だらだら鼻水/小青竜湯（しょうせいりゅうとう）

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小青竜湯（しょうせいりゅうとう）【傷寒論・金匱要略】

心下に「水飲」があって、それが鼻水や痰などがとめどなく溢れる水源となっている。
小青竜湯はこの心下の水飲を取り去って、小便や汗から排出するよう促す。

「傷寒、表解せず、心下に水気あり、乾嘔、発熱して咳し、あるいは渇し、あるいは利し、あるいは噎し、あるいは小便利せず、少腹満し、 あるいは喘するものは小青竜湯これを主る」（傷寒論・太陽病中篇）

「咳逆して倚息し、臥するを得ざるは小青竜湯之を主る」（金匱要略・痰飲咳嗽病篇）

アレルギー性鼻炎や花粉症などに応用される。心下の水飲を温めて尿や汗から排出する。

構成生薬

目標

平素から心下に余計な水分が停滞している人が感冒にかかり咳嗽、喘鳴、乾嘔するもの 水様の鼻汁を出したり、涙やくしゃみのでるもの 生唾過多のもの。 分泌過剰なもの。

適応症

かぜ、気管支喘息、小児の喘息性気管支炎 肺炎 肺膿瘍湿性肋膜炎 百日咳 麻疹 急性腎炎 ネフローゼ 関節痛アレルギー性鼻炎 胃酸過多症 急性結膜炎 湿疹

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