夏バテの漢方薬/清暑益気湯(せいしょえっきとう)
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清暑益気湯(せいしょえっきとう)【医学六要】
清暑益気湯は脾虚があり、暑熱を感じ熱感、口渇、倦怠感があるとき使用頻度は増える。
抵抗力の脆弱性を改善できる(試みて欲しい)。季節に関係なく使用できる。
暑熱の激しいものには桔梗石膏と併用。
咽喉不快感、自汗、動悸を呈する中年の喘息患者の治療においては、
夏場に限らず使用可能 であり、気管支喘息の長期管理薬 (コントローラー)となりうる。
「古方清暑益気湯、長夏湿熱の気に感じて病む者の為に設く。 夏に病むことが無くても、只だ宜しく補剤を服すべし。 陽気は悉く外に発するにより、体内が虚するなり。
生脈散に黄耆、朮、陳皮、黄柏を加える。 」(医学六要・張三錫)
構成生薬
人参/白朮/麦門冬/当帰/黄耆 |
各3.0g |
陳皮/五味子/黄柏/甘草 |
各2.0g |
目標
体力虚弱で、自汗があって四肢煩熱して呼吸が苦しく、疲れやすく食欲不振、口渇があって特に夏バテによる疲労・下痢・夏痩せ・倦怠感
適応症
体力虚弱で、疲れやすく、食欲不振、ときに口渇などがあるものの次の諸症:
暑気あたり、暑さによる食欲不振・下痢・夏瘦せ・全身倦怠・慢性疾患による体力低下・食欲不振
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