越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)
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越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)【金匱要略】
温めると症状が悪化するもので、特に下半身の浮腫、尿不利、関節痛を中心に用いる。
痰飲と風熱邪とが混在した痛みに有効。湿痺(湿で痛みが激しくなる)と熱痺(温めると痛みが激しくなる)の混在した状態によく用いられる。
関節リウマチや膝関節症の痛みに用いる。
湿を除く効果を利用して眼圧を下げるためにもよく用いる。
体内の水を除くことから小便が出にくい子供の夜尿症によく用いる。
潰瘍、贅肉、ケロイド、ポリープ、鼻茸など肉の一部が隆起しているものに用いる。
これは古典にある肉極に用いるというのを解釈したため。
汗孔を開いて湿をさばくので小さくするには効果的だろう。
越婢湯に朮を加えた加味方だがこちらの方が有名になってしまった。
構成生薬
石膏 |
8.0g |
麻黄 |
6.0g |
白朮 |
4.0g |
大棗 |
3.0g |
甘草 |
2.0g |
生姜 |
1.0g |
目標
浮腫あるいは汗出で小便不利を主な目標とする。
適応症
体力中等度以上で、むくみがあり、のどが渇き、汗が出て、ときに尿量が減少するものの次の諸症:
むくみ、関節のはれや痛み、関節炎、湿疹・皮膚炎、夜尿症、目のかゆみ・痛み
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