麻黄附子細辛湯（まおうぶしさいしんとう）処方解説：漢方薬の通信販売

虚弱な冷え症の風邪薬/麻黄附子細辛湯（まおうぶしさいしんとう）

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麻黄附子細辛湯（まおうぶしさいしんとう）【傷寒論】

虚弱で冷えが顕著。
高齢者や虚弱者の風邪に汎用される。
舌が淡白い傾向にあり、発熱があってもさほど激しくない。手足が冷える。
風邪の初期に葛根湯を多く与え、大量に発汗させたものの、体力を虚損させてしまったときに変方することがある。（少陰証に表証が重なる。これを直中の少陰ともいう）

構成生薬

目標

身体虚弱、悪寒ばかりで熱感がなく、倦怠、無気力、手足や体が冷え痛み、咳がでてのどがちくちく痛み、頭部が冷痛するもの。脈は一般に沈細で力がないが浮いていることもある。

「勿誤薬室方函」には高齢者の悪寒に陽虚の悪寒として補中益気湯を与えても効果がないとき、麻黄附子細辛湯が速やかに効いたとある。

最近ではアレルギー性鼻炎や帯状疱疹後神経痛などに応用されている。

適応症

感冒、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支喘息、神経痛

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