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●黄ごん(おうごん)
第二類医薬品 黄ごんは神農本草経の中品に収載されている。
(起源)
黄ごんはシソ科コガネバナの周皮を除いた根。
市場には、新根で質の充実した子ごん、根の先端部の尖ごん、老根の木部の一部が腐朽し空洞となった宿ごん、枯ごん、および破砕されて片状になった片ごん、平手などがあります。
山東省の「山東黄ごん」、河北省承徳産の「熱河黄ごん」が最良品です。
(産地)
中国 (山西、河南、山東、陜西、内蒙古、四川、甘粛など)
(成分)
フラボノイドを含み、主成分はバイカリン、バイカレイン、オウゴニンなどです。
(香り)
酸っぱい香りと苦み、渋みがある。
(応用)
- 漢方薬
桑白皮・ 桔梗・貝母などと配合する。 (清肺湯)。
大棗・芍薬あるいは葛根・黄連などと配合する (黄ごん湯・葛根ごん連湯) 。
柴胡・芍薬・大黄などと配合する (大柴胡湯) 。
滑石・沢瀉などと配合する (五淋散) 。
連ぎょう・防風などと配合する(清上防風湯)。
肝陽上亢に黄連・山梔子などと配合する (黄連解毒湯) 。大黄・黄連と配合する (三黄瀉心湯) 。 柴胡と配合して用いる (小柴胡湯) 。
少陽病のステージに用いる。
この時、病邪は半表半裏にあるとされ、柴胡は表邪を透達して黄ごんは裏熱清し、配合により表裏を和解すると説明されている。
- 染料
コガネバナはその名の通り、鮮やかな黄色が出る。木綿に入れるとよく染まり陽の光で退色しにくい。濃い色を染めたいときに。
(処方例)
小柴胡湯、大柴胡湯、黄連解毒湯、三黄瀉心湯など。
(用法・用量)
煎剤、散剤、丸剤、1日2~5グラム。
黄ごん 中国 刻み 500g
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黄ごん 中国 丸切 500g
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黄ごん 中国 粉末 500g
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尖黄ごん 中国 野生品 刻み 500g
※根の先端部を集めたもの
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尖黄ごん 中国 野生品 粉末 500g
※根の先端部を集めたもの
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