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●桔梗(キキョウ、ききょう)
桔梗は神農本草経の下品に収載されています。
(起源)
キキョウ科のキキョウの根。
細根を去ったもの、およびコルク皮を除去したもの (皮去り桔梗、晒し桔梗) がある。
万葉時代にはアサガオと呼ばれ秋の七草にあるアサガオはキキョウだとされている。
桔梗の名は根が結実して硬いことに由来する。
桔梗は韓国語ではトラジといい、根を塩漬けにして食べる習慣がある。根にはサポニンが含まれるが、ゆでて水にさらせば食べられるので日本では重要な救荒植物であった。
(産地)
中国 (安徽、江蘇、山東、河北、河南、貴州など) 、朝鮮半島。日本(北海道、宮城、岩手、長野など) 。生薬の殆んどは中国からの輸入品である。
(成分)
十余種のサポニン (プラスコジン、C、D、D2など) を約2%を含有するほか、ステロール類、トリテルペンを含む。
(利用)
秋の七草の一つ。観賞用として栽培もされる。品種が多く、八重、白花、紋、綿などが知られている。
(応用)
桔梗は舟の舵取り剤とされ、諸薬を載せて上浮する。上焦に向かわせる。
(処方例)
排膿散、桔梗湯、防風通聖散、十味敗毒湯、荊芥連翹湯、桔梗石膏など。
(用法・用量)
煎剤、散剤、丸剤。1日1.5〜3.0グラム。
桔梗 中国 刻み 500g
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桔梗 中国 丸切り 500g
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桔梗 中国 粉末 500g
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桔梗 中国 粉末 ボトル入り500g
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※粉末は固まりやすいですが、ボトル入り粉末は固まりにくいです。
桔梗 日本 原形 1000g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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