紫蘇葉(シソヨウ、しそよう):漢方薬、生薬の通信販売

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紫蘇葉(シソヨウ、しそよう)

紫蘇葉の解説

名医別録の中品に「蘇」として収載されている。
漢方の要薬である紫蘇は、用いる部位によって紫蘇葉、紫蘇子、紫蘇梗とされる。
「気を下し、寒中を除く。その子がもっとも良し」とあるから、古くからもっぱら種子を用いたようです。
現在市場には茎を混じた「蘇葉」と、種子のみの「蘇子」が出回っているが、一般には葉を多く用いています。

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健康食品

紫蘇は香味付けとして食用に、また、薬用、着色を目的として古くから栽培されてきた。

名医である華佗が、カニの食中毒によって瀕死となったものをシソを用いて蘇らせ、その植物が紫の葉をしていたことから紫蘇と呼ぶようになったという話がある。
このように、食用だけでなく魚介類の食中毒にも用いられていた。
もちろん今でも風味付けだけでなく、生魚の食中毒予防を目的に使われる。
梅干しの塩蔵には、着色・防腐・抗菌などの役に立っている。

シソは中国原産で各地でよく栽培されている植物である。
品種も多数存在し、シソ、チリメンジソ、トラノオジソの三種に大別し、それぞれがさらに品種分けされている。
しかし、近縁種は極めて識別が難しくよく似たものとなっている。

一般的には、シソというとアカジソを指すことも多いが、薬用としては赤い葉を持つ縮れたチリメンジソがよいとされる。

古方薬品考にも、知利綿紫蘇(裏と表が皆紫色で、その気芳発なるもの)を用いるべし、とある。
一年草、9月には枝先に紅紫色の穂状唇状花を咲かせ、後に卵形の実をつける。これも、生薬やシソ油として利用される。
長さは10cmほどで広卵形で鋸葉縁の葉を持ち、葉柄は1cmほどである。葉の両面はともに紫色で皴があり縮れている。
精油中にペリラアルデヒドを多く含むものがよいとされる。
他にも市場には、シソ、アオジソ、カタメンジソの系統が存在している。

基源

シソ科Labiatae、シソ(Perilla frutescens Britton var.acta Kudo)、およびチリメンジソの葉および枝先、チリメンジソの品種カタメンジソも適合する。

産地

中国各地で広く栽培されます。

成分

  1. 精油を含むが、その構成成分は各起源植物によって異なり、チリメンジソおよびカタメンジソはペリルアルデヒド、ペリラケトンなどを含みます。
  2. チリメンアオジソはジヒドロペリルアルコール、リモネン、メントールなど含有します。
  3. トラノオジソにはミリスチシン、ジラピオールリモネンなどを含有します。
  4. 栽培シソはエレミシン、カリオフィレンなどを含む。

利用

生魚の中毒解毒のためにお皿に添えられることも多い。梅干しに入れる紫蘇は着色の意味と風味をよくして薬能を高める意味がある。

応用

着色、刺身のつま、ふりかけ、七味唐辛子にも用いられる。紫蘇風呂。

処方例

半夏厚朴湯、香蘇散、神秘湯など。

用法・用量

散剤、煎剤。1日1〜4 (5〜9) グラム。

※よく比較参考される生薬はこちらからどうぞ

紫蘇葉 中国 刻み 500g

紫蘇葉(遮光品) 中国 刻み 500g

※遮光品は香りの飛散と色あせがほぼ無い

紫蘇葉 中国 粉末 500g

紫蘇葉エキス末 100g

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※よく比較参照される生薬※

紫蘇子/紫蘇梗

霍香

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<使用上の注意>
 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

<取扱上の注意>

  1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。  
  2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。  
  3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。

<煎じ方>

「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。

  1. まず煎じる容器を用意する。
    (土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
  2. 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
  3. 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
    10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
  4. 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
    カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
    水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
  5. 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
    温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。

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