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慢性気管支炎

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かぜのあとがこじれて、急性気管支炎から慢性へと移行するものもあるし。はじめから慢性の形をとるものもあり、近年は環境汚染がすすみ慢性気管支炎も増加の傾向にあります。老人のかかる率は高いのですが、若いひとでも、心臓や腎臓の悪いひとや、肺にうっ血おこす病気がある場合はかかりやすい。主な症状は咳と痰で、熱がでることは少ないのです。慢性気管支炎をが長引くと、気管支拡張症、肺気腫、気管支結核など治りの悪い余病引き起こすことがあるので、早いうちに治療することが大切です。

  1. 麻杏甘石湯
    比較的体力のある人で、のどが渇く、汗が出る、咳がひどくて息苦しい、喘鳴などがある状態のことで、熱が高くても、ひくくても用いられます。乳幼児には桑白皮と細茶を加えて五虎湯として用いると良いのです。
  2. 麦門冬湯
    体力が中等度の人で、ひどく咳こんで顔が真っ赤になり、痰がからんできれない、声が枯れる、喉にしめりがない、のぼせるなどの症状に用います。
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