●陳皮(チンピ、ちんぴ)
第三類医薬品、神農本草経の上品に「橘油 (きつゆ) 」として収載され、一名「橘皮 (きっぴ) 」とある。
橘皮の陳久品を「陳橘皮」と称し、略して通常「陳皮」という。
(起源)
日本産の陳皮はミカン科のウンシュウミカンの成熟果実を乾燥したもの。
中国産はウンシュウミカン、ポンカンC、オレンジの成熟果皮を乾燥したもの。
日本市場で流通している中国産の橘皮はポンカンの果皮を乾燥したもので、本来は陳橘皮のことである。
陳皮は一般に古いものを使うのがいいといわれる。「陳橘皮」は青臭さがとれ、枯れた状態になり薬用に適する状態になる。
一方、陳皮は香りを重視する場合もある。芳香性は理気薬にとって重要なためである。「遮光品」は新しい果皮の芳香性を長期にわたって維持できるように包装している。
(産地)
中国 (四川、福建、浙江、広東、広西省など) 、日本(和歌山、静岡、広島などの各県) 。
(成分)
精油0.3%、フラボノイド (ヘスペリジン、ナリンジン、ポンシリン、ノビレチン) 、シネフィリンを含む。
(処方例)
二陳湯、茯苓飲、補中益気湯、六君子湯、釣藤散など。
(用法・用量)
煎剤、丸剤、散剤。1日1.0〜3.0g。
陳皮 中国 刻み 500g
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陳皮 日本 刻み 500g
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陳皮(陳旧品) 中国 刻み 500g
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陳皮(遮光品) 日本 刻み 500g
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陳皮 中国 粉末 500g
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陳皮 日本 粉末 500g
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