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●枳実 (きじつ、キジツ)
健康食品 神農本草経の中品に収載されている。ウンシュウミカンの原植物。
(起源)
- 中国産;ミカン科 (江西、新疆、湖北市場) 、ウンシュウミカン (四川市場) ポンカンC (河北市場) 、ダイダイ (江西、湖南市場;酸橙枳実、江枳実、川枳実)
、イーチャンレモンC (香円枳実、江枳実、川枳実) およびナツダイダイなどの未熟果実。
「緑衣枳実」は、カラタチの未熟果実。
- 日本産;ミカン科のハッサク (山口、徳島、愛媛) 、ナツダイダイ (和歌山、愛媛) 、ダイダイおよびイヨカン (和歌山、混合品)の未熟果実。
日本産はハッサクが多い。
※古典でいう枳実は元々はカラタチを指す。次第にダイダイが主流となったが、ナツミカンも使用する。
(産地)
中国 (江西、江蘇、四川、湖北、湖南、福建など) 、日本(和歌山、愛媛、徳島、山口など) 。
(成分)
精油 (0.3〜0.5%) 。フラボノイド、クマリン類を含有する。
(薬能)
理気剤。胸腹部の痞えや膨満感が目標になる。
(応用)
枳殻と効用は似ているが気味は枳殻より強い。
(処方例)
四逆散、排膿散、大柴胡湯など。
(用法・用量)
煎剤、散剤、丸剤。1日2〜5グラム。
枳実 中国 刻み 500g
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枳実(ダイダイ) 中国 刻み 500g
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枳実(からたち) 二つ割(直径約2cm) 韓国 500g
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枳実(ダイダイ) 中国 粉末 500g
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枳実(ダイダイ)エキス末 100g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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