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白芍(ビャクシャク)
白芍の解説
第二類医薬品、芍薬は神農本草経の中品に収載されています。
図経本草にて芍薬を白芍、赤芍と分けて記載されている。太くて白いものを金芍薬、紫色細かいものを木芍薬とされたり、古くは白花を「白芍」、赤花を「赤芍」と称したこともありましたが、現在では外皮を除去して乾燥したものを白芍
、外皮つけたまま乾燥したものを赤芍と称しています。
日本では、外皮を除去し湯通しして乾燥したものを「真芍」と言っています。真芍は主に台湾に向けて輸出されていたそうだ。
白芍(真芍)は白色か、肉紅色で半透明で硬く、におい味はうすく、赤芍と形状は似ているとある。
中国ではそれぞれ用いる目的が異なり、白芍は補益、赤芍は通瀉とされている。
基源
シャクヤクPaeoniaceae Paeonia lactiflora Pallなどの根。水洗した後、コルク皮を取り除き熱湯に数分浸してから天日乾燥をする。
産地
中国、日本(奈良、長野)
処方例
四物湯、真武湯
用法・用量
煎剤
※よく比較参照される生薬はこちらからどうぞ
白芍 中国 刻み 500g
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白芍 中国 粉末 500g
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白芍 中国 丸切 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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