●たんぽぽコーヒー
健康食品、たんぽぽの生薬名は蒲公英である。
新修本草に「蒲公草」と記載されている。図経本草には「蒲公英」となっている。
「基源」
1)中国産
モウコタンポポ、シナタンポポ、オダサムタンポポなどタンポポ属植物の根を乾燥したもの。
2)韓国
ケイリンタンポポなどの全草の乾燥品。
3)日本産
カンサイタンポポ、セイヨウタンポポの根を乾燥したもの。
現在ほとんど市販品はない。
「産地」
中国全土、韓国、日本。
「成分」
タラキサステロールなどのステロール類、コリン、イヌリン、ペクチンなどを含有する。
「用法・用量」
煎剤、錠剤など。1日9〜15g。
「参考」
「タンポポ茶」
タンポポは全国に自生する多年草である。
長いものは地下四十〜五十センチにもなる。
途中でちぎれないように採取し、タワシでよく洗って水気を取ってから二〜三ミリに細かく刻む。
ざるかござの上にできるだけ平らに伸ばして十分に乾燥させる。
湿気がこないように缶に入れて保存する。
タンポポの根にはステロール化合体、脂肪酸、糖質、ビタミンなどが含まれている。
ほうろくに入れて、ややこげめがつく程度に炒って使う。
土瓶や急須の一掴み入れ熱湯をそそぎ二〜三分置いてから飲む。
また、ポットに入れて煮出し、少量のハチミツを加えて飲むとコーヒ代わりになる。
戦時中はこれをコーヒ代わりのんだものだがもういやだという話を聞いたことがある。
作るのが面倒な方はタンポポコーヒーがあり当店でも売っている。
(蒲公英根)
たんぽぽコーヒー 欧州 焙煎 中細挽 150g
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