●桂皮(けいひ、ケイヒ)
健康食品、桂皮は神農本草経の上品に収載されています。
(起源)
クスノキ科のケイ、またはそのほか同属植物の樹皮、または周皮の一部を除いたもの。
産地により「広南 (かんなん) 桂皮」「ベトナム桂皮」などの名称がある。
また品質により「官桂」「企辺桂」「板桂」「桂心」「桂砕」などにわけられます。
ケイの葉と小枝もしくは樹皮を水蒸気蒸留して得た精油を「ケイヒ油」という。
昔、夜店や駄菓子屋で売られていたニッキである。
英語でいうシナモンは、正確にはステック状に巻いたセイロン桂皮の枝の皮のことである。
ベトナム産のものはカッシアと呼んで区別している。
前者は甘味が、後者は辛味が強い。
ケイヒは我が国の温暖な地方でも栽培され、根皮を用いる。
これがニッキで芳香も優れている。
(産地)
中国南部 (とくに広東省、広西壮族自治区) 。ベトナム。
(成分)
精油1.0〜3.5% (桂アルデヒド、オルトメトキシシンナムアルデヒド、ジテルペノイド、タンニンなどを含む。
(参考)
かつては没薬などとともにミイラの防腐剤に用いられたり、香辛料やソースなどの原料に用いられる。
(処方例)
桂枝湯、葛根湯、桂枝茯苓丸、安中散。
(用法・用量)
煎剤、丸剤、散剤。1日1〜5グラム。
(同類生薬)
セイロン桂皮はセイロンケイの幹皮で、ケイの樹皮をCassia Barkと称するのに対し、Cinnamon Barkと称され、香辛料として世界的に有名である。
タイ桂皮は、ジャワ桂皮に由来するものである。
日本産の「肉桂(にっけい) 」と称されるものはニッケイの根皮である。
なお、中国では「桂枝」、「樹皮」を「肉桂」と称する。
ベトナム桂皮は現在盛んに栽培されています。
桂皮 ベトナム 刻み 500g
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桂皮 中国 刻み 500g
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桂皮 ベトナム 丸切り 500g
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桂皮 ベトナム 粉末 500g
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桂皮 中国 粉末 500g
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桂皮 ベトナム・桂心(肉桂) 皮去 刻み 500g
※桂心は少し年月がたった厚いコルク皮からとれるもの。
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桂皮(bP桂皮) ベトナム 刻み 500g
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桂通桂皮 ベトナム 刻み 500g
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広南桂皮 中国 刻み 500g
※広東省西南部で栽培生産されている桂皮で東興より薄いものが多い。
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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