乾姜(かんきょう、カンキョウ):漢方薬、生薬の通信販売

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●乾姜(かんきょう、カンキョウ)

乾姜(カンキョウ)生薬・漢方薬の通信販売

健康食品 神農本草経の中品に「乾キョウ」の原名で収載されている。
キョウは彊なり。通常は彊は姜と約す。

(起源)

ショウガ科のしょうがの根茎。
現在日本市場には「生姜」と「乾姜」の二種類がある。
生姜はショウガの根茎のコルク皮を去り、そのまま乾燥したもの。乾姜は蒸乾したもの。乾燥した蒸し生姜といえる。
中国産のものには皮付きのもの(四川省産の均姜) もあります。
古来漢方処方で用いられる生姜は、いわゆる「鮮姜」のことで、ショウガの生の古根 (ひねしょうが) をそのまま使い、乾姜と方書に記されたものは乾燥品を用いています。
現在漢薬市場の生姜は、いはゆる漢方で言う「乾姜」で「乾生姜」と称している。
漢方的には生姜は辛温で発散の作用が強く、感冒や嘔吐の常用薬であるのに対して乾姜は熱性が強く、体内の冷えによる症状の治療に用いる。
乾姜の主な効能に温裏・補陽などがある。
これらの作用は熱性の強い附子と共通するが、古来より「附子は走りて守らず、乾姜はよく走りてよく守る」といわれている。

(産地)

  1. 中国。四川、貴州を主産地とする均姜、および浙江省 (台均姜) 、そのほか山東など。
  2. 日本市場品にはタイ、ベトナム、台湾などに産するものが出回っている。
    原産地はインド、東南アジアとする説が一般的ですが、春秋戦国時代の文献にも記載がみられることから、中国とする見方もある。

(成分)

精油を0.25〜3.0%含有し、辛味成分0.6〜1.0% (ジンゲロール、ジンゲロン) が含まれている。

(参考)

熟乾姜は蒸す時間が長く、芳香性が高い。

(処方例)

小半夏湯、小半夏加茯苓湯、大建中湯、苓桂朮甘湯

(用法・用量)

煎剤、3〜9グラム。粉末の1日最大量は1グラム。

乾姜(かんきょう)生薬・漢方薬の通信販売

乾姜 中国 刻み 500g

乾姜 中国 熟 刻み 500g

乾姜 中国 粉末 500g

※比較参考される生薬※

生姜

金時生姜

<使用上の注意>
 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

<取扱上の注意>

  1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。  
  2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。  
  3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。

<煎じ方>

「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。

  1. まず煎じる容器を用意する。
    (土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
  2. 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
  3. 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
    10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
  4. 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
    カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
    水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
  5. 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
    温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。

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